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ピラティススタジオアコアをご利用いただき、誠にありがとうございます。トレーナーの船引怜美です。

 

ピラティスのマシンと言えば、まずはリフォーマー!!最も代表的なマシンであり、ピラティスメソッドの産みの親—ジョセフ・ピラティス氏が開発したマシンで最も万能なマシンと言われています。

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その構造はとてもシンプル。木のフレームに、可動性のキャリッジと言われるベッド部分、キャシッジの下に並ぶスプリング(バネ)、足をのせるフットバー、長いループが繋がった2つのストラップ。

 

この単純な構造にも関わらず、ピラティス氏は、この上で身体のすべての箇所へ働きかけることを可能にしました。脚から体幹へ。体幹から上肢へ。上肢から体幹を通じて下肢へ。身体の局所的な部分のトレーニングから、全身のコーディネーションを求めるものまで、立位・坐位・背臥位・腹臥位・側臥位様々なポディションでエクササイズは行われることで怪我や疾患で通常のトレーニングを行うことが難しい状態の方から、ダンサーやスポーツ選手まで。すべての人に様々なトレーニング方法を提供できます。

 

ピラティス氏が考案したリフォーマーでのエクササイズは50種類以上と言われています。身体の局所的な動きを繊細にトレーニングするものから全身を使い筋力・柔軟性・コーディネーション・バランスすべての身体能力が求められるようなダイナミックな動きまで多岐に渡ります。現在では世界中のピラティスインストラクターがさらなるアレンジを加えそのエクササイズバリエーションの広がりは止まることなく続いています。

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【リフォーマーの特性】

 

  • スプリング

ジムのマシンで言えば重り(ウェイト)に相当するものが、ピラティスのマシンではスプリング(バネ)になり、スプリングは負荷にも支えにもなります。リフォーマーでは強さが異なる4種類のスプリングが計5〜6本あり、エクササイズやその方の強さや目的に応じてその使用するスプリングの数と種類を調整し負荷・支えを決めていきます。スプリングの特性である伸び縮みによって強さが変わる性質を生かし、筋肉の収縮に応じて序々に負荷をかけることができます。このため、筋線維のみならず腱や靭帯に対して急激で過度な負担をかけずに動くことができます。

 

  • 様々なトレーニング姿勢

リフォーマーでは、様々な姿勢でのエクササイズが可能です。仰向け・うつ伏せ・横寝、坐位、立位、Boxと呼ばれる箱を置いて行われるエクササイズシリーズなど、そのトレーニング姿勢が様々に変えることが可能であることがエクササイズバリエーションの豊富さにも繋がります。

 

  • 調節可能な各パーツ

ループの長さ、足をのせるフットバー、頭をのせるヘッドレスト、スプリングをかけるスプリングバーなど、リフォーマーの多くのパーツはそのエクササイズや使用する人の身体に合わせて調節可能になっています。調節可能であることにより、そのエクササイズ効果を最大限に高めます。

 

私は中学生の時に本でピラティスのことを知り、リフォーマーの上でトレーニングをしているバレエダンサーの写真を見て、ピラティスにものすごい憧れを抱きました。その約8年後初めてリフォーマーの上でエクササイズができたときの感動は今でも忘れられません。

今では毎日リフォーマーと仕事していますが、毎日使っていてもそのマシンの凄さには感動します。多くの方々にリフォーマーの素晴らしさを体感して頂けたらうれしいです。