研修で大切にしていること
― 教えること/任せることの線引き ―
A・COREの研修は「型を与えるため」のものではありません
A・CORE(アコア)では、
研修を 指導スタイルを統一するための場 とは考えていません。
私たちが大切にしているのは、
トレーナーそれぞれが持つ
感覚・視点・経験を尊重した上で、同じ土台に立つこと です。
そのため、研修では
「こう教えてください」
「この順番で行ってください」
といった細かな型付けは行っていません。
研修で「必ず共有すること」
一方で、A・COREには
全トレーナーが共通して理解している前提 があります。
研修では、主に以下の点を丁寧に共有します。
- A・COREが考えるピラティスの位置づけ
- 1セッションの考え方・組み立ての視点
- お客様との距離感・対話のあり方
- 観察・判断を行う際の基準
- 安全性に関わる考え方と判断ライン
これらは
「やり方」ではなく「考え方」として共有されます。
教えること:A・COREとして譲れない部分
研修で明確にお伝えするのは、
次のような スタジオとしての基本姿勢 です。
- お客様の身体を最優先に考えること
- その日の状態を観ずに進めないこと
- 無理な負荷や演出を目的にしないこと
- 分からないまま進めないこと
- 安全性に疑問がある場合は、必ず立ち止まること
これらは
経験の有無に関わらず、全員に共通する前提 としています。
任せること:指導の選択と表現
一方で、以下の点については
トレーナー一人ひとりに 判断と裁量を委ねています。
- エクササイズの選択
- レッスンの流れや構成
- 言葉の選び方・伝え方
- 進行テンポ
- アプローチの方向性
A・COREでは、
同じセッションが二度と再現されないことを
自然なことだと考えています。
経験豊富な方への研修スタンス
指導経験が豊富な方に対して、
一から教え直すような研修は行いません。
その代わり、
- A・COREの考え方とのすり合わせ
- セッション中の判断ポイントの共有
- 気づきや違和感の言語化
を通して、
「ここではどう考えるか」 を一緒に整理していきます。
研修は、
「評価される場」ではなく
お互いの理解を深める時間です。
研修後について
研修が終わった後も、
- 必要に応じたフィードバック
- 気づきや疑問の共有
- セッションに関する相談
は、随時行える環境を整えています。
ただし、
常に答えを与えることはしていません。
A・COREが大切にしているのは、
考える余白を残すこと です。
この研修スタイルが向いている方
- 自分の指導を大切にしながら、すり合わせたい方
- 管理されすぎず、でも放置されない環境を求めている方
- 正解を教えられるより、考える時間を持ちたい方
- 指導者として、まだ更新していきたい方
最後に
A・COREの研修は、
楽なものではありません。
けれど、
指導者としての感覚や視点を
静かに整え、深めていくための時間です。
この考え方に共感いただける方と、
長く協働できることを願っています。

